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ー板金塗装に使われる塗料の種類と特徴をわかりやすく解説ー

板金塗装で使われる主な塗料の種類

板金塗装では、仕上がりの美しさや耐久性に大きく関わるのが「塗料」です。代表的な塗料には、ウレタン塗料、アクリル塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などがあります。塗料ごとに特徴が異なるため、用途や予算に応じて選ばれるのが一般的です。

ウレタン塗料の特徴

ウレタン塗料は、柔軟性があり小さなキズに強いのが特徴です。価格も比較的リーズナブルで扱いやすいため、古くから幅広く使われています。ただし耐候性はやや劣るため、長期間の美観維持を重視する場合は注意が必要です。

アクリル塗料の特徴

アクリル塗料は発色が良く、施工後すぐに美しい仕上がりを実現できます。コストも抑えられますが、紫外線や雨風に弱く、耐用年数は短めです。主に短期間の使用や部分補修に向いています。

ここまでの2種類は比較的安価で導入しやすい一方、耐久性に課題があります。そこで、より長期的に美観を保つ目的でシリコン塗料やフッ素塗料が使われることも増えています。

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は耐候性に優れ、価格と性能のバランスが良い点が魅力です。紫外線や雨に強く、耐用年数も長いため、コストパフォーマンスを重視する方に選ばれやすい塗料です。

フッ素塗料の特徴

フッ素塗料は最高ランクの耐久性を誇り、長期間にわたり塗膜を維持できます。耐熱性や防汚性にも優れており、公共施設や長期的に手を加えにくい建物に適しています。ただし、価格は高めになる傾向があります。

用途に合わせた塗料選びのポイント

塗料を選ぶ際には「予算」「耐久性」「仕上がりの美しさ」の3つを軸に考えると良いでしょう。例えば、低コストで短期的な仕上げを求めるならウレタンやアクリル、長期的な維持を重視するならシリコンやフッ素がおすすめです。塗装の目的に合わせて、最適な塗料を選ぶことが仕上がりを左右します。

2025.09.19